DOWN ルシファー 大罪:傲慢 神に反乱し、天界戦争と呼ばれる大事件を起こして堕天使になった前天使長。ミカエルの双子の兄。 悪魔たちの統率者として地獄を治めている。最も美しくて強い堕天使。 仲間思いで家族思い、落ち着いていて頼れる性格ではあるが自信家。七大罪の仲間たちや自分についてきてくれた堕天使の部下たちのことは大っぴらに優遇しているわけではないがとても大切に思っている。 ミカエルのことを思っては会いたくなってしまう。 Long Story 深く暗い紫色の髪の毛に不気味に光る赤い瞳をしています。長く伸ばした髪はそのままにしていたり、仕事のときには緩くひとつに結んだりしています。天使だった頃は誰よりも美しく輝く金髪とミカエルと同様の澄んだ翡翠色をしていましたが、堕天と同時に現在の色へと変わってしまいました。 一番初めに生まれた天使で、全ての天使を統率する天使長として活躍していました。どの天使よりも強く気高く美しく、誰からも愛され、信頼される存在でした。仕事に打ち込み、神様を誰よりも愛していた分、私用で他の天使と接する機会はそこまでなかったようですが、話すときには分け隔てなく優しく接していました。 ルシファーは生まれてからずっと神様に奉仕し続けたものの、神様は本当の姿を見せてくれることは一度もありませんでした。いつも彼の前に現れる神は作られた入れ物が神様の言葉をしゃべるだけで、段々とルシファーにとって本当の神様とは言い難いものに変わっていったのです。 自分は神を愛し、神も自分を愛していると言ってはくれるが、なぜそれならば神は自分の前に姿を見せてくれないのだろうか。自分は本当に神に愛されているのだろうか。神は人間という天使よりも劣る存在を創りあげて愛を注いでいる。天使と人間、どちらが愛されているのだろう。愛とは何だろう。神は本当に天使を愛しているのだろうか。自分は部下たちを、天使たちを愛していると心から言える。神に疑問を覚えるならばいっそのこと、自分が神に成り代わってはどうだろうか。神よりも自分の方が天使に接する時間は長いのに、なぜ神の方が崇められているのだろう。自分が神ではいけないのか。自分が神になったのならば、今よりも良い天界を作り出せる……。 神とその愛に対して疑問を抱いたルシファーを止めるものは何もありませんでした。歪みかけたルシファーの心はベリアルという天使に唆かされてついにヒビが入り、とうとう神様への反乱を企ててしまいました。ルシファーは自分に従うたくさんの部下を巻き込み、果てには敵である悪魔までもを取り込んで、後に天界戦争と呼ばれることとなる大きな戦争を起こしたのでした。 しかし、そんな彼の前に立ちはだかったのは、ルシファーのただひとりの家族、天使のうちで唯一血が繋がった双子の弟のミカエルでした。弟を心から愛するルシファーは、自分よりも弱いことがわかりきっている大切な弟を傷つけることはできませんでした。そして自分より弱い弟には自分を傷つけることはできないという驕りの心のもと、ミカエルからの攻撃を受け流し続けますが、やがてミカエルは一瞬の隙をついてルシファーの腹部を突きました。そのとき初めてルシファーは敗北という感情と痛みを知りました。素直に負けを認め、ルシファーはミカエルに「いつかお前は後悔するだろう」と言い残し天界を去っていきました。それが二人の兄弟の別れであり、最も美しくて強い堕天使の誕生の瞬間でした。 堕天したルシファーは冥府と呼ばれる悪魔たちが住む世界に、地獄という人間の魂の収容所を作り、冥府と地獄の支配者として君臨しました。個性が強く、協調性のない悪魔たちを統率したのです。冥府を統べようとする者などいなかったため、支配者を名乗ってしまえば誰も文句は言わなかったのです。 地獄では毎日のように部下の下級悪魔から人間の魂を受け取っています。悪魔の筆頭として、天使に見つからないように人間を堕落させて魂を奪うことには意欲的ですが、下級悪魔たちから毎日同じような報告を聞き続けることには飽き飽きしています。そのためいつもつまらなそうな顔で玉座に座っています。下級悪魔にとっては支配者というだけで恐ろしい存在なため、常に無愛想で威圧感があるルシファーの座を奪おうなどとは誰も考えもしません。 仲間思いで家族思い、芯は強く、誰からも頼られる性格で、さらに天使だった頃は誠実でしたが、堕天してからは誰よりも自信家で、いつも余裕のあるような態度でいます。仲間である七大罪の悪魔や天界戦争の折に一緒に堕天した部下のことは、あまりおおっぴらに優遇などはしませんがとても大切にしており、良い信頼関係を築いています。しかし本来のルシファーは人一倍繊細で、弱い存在です。堕天してからというものの、情緒不安定な面が強く出ており、たまにひとりで部屋にこもり、食事も睡眠も排泄も何もせずに過ごすことがあります。 天使の頃からの体質として、食事にも睡眠にもあまり多くの時間はさきません。ベルゼブブ、レヴィアタンにしつこく言われてやっと食事をする程度です。 俺/お前/あいつ 186cm(ヒール込) 七大天使+α ミカエル ガブリエル ラファエル ウリエル ラミエル メタトロン ハニエル サリエル 七大悪魔+α レヴィアタン サタン マモン ベルフェゴール ベルゼブブ アスモデウス ベリアル BACK Menu Top Character 北欧神話 天使悪魔 ソロモン72柱 死人創作 学生創作 Illust Poem top