人外マンション00号室 百合園ダニエル ブランカの遠い親戚で血の薄い吸血鬼の幽霊。吸血鬼ということにプライドを持っている。 吸血鬼としての長い生を全うできなかったことで、生への深い執着心を生み出し、どうして自分が、なぜこんなことに、と思い悩んでいる。 それにより、マンションの住人たちも自分たちの人生を振り返るようになった。 表立った主人公ではないけれど、ダニエルの死と自問自答によりこの創作の話は動き出します。 Long Story 紫色の髪の毛の横部分だけを長く伸ばし、後ろは短く切っています。瞳の色はアルフォンスと同じ黒とピンクです。照れても怒ってもすぐに顔が真っ赤になってしまいます。 現代ではほとんど存在しない数少ない吸血鬼として生まれました。ブランカの遠い親戚です。百合園家はたくさんの人間と交わってきたため、吸血鬼としての血はそこまで濃くありません。ダニエルの家は百合園本家の分家という存在だったため、ブランカよりもさらに吸血鬼としての血は薄く、ほとんど人間と言っても差支えがありません。自分が一番だと思っているわけではありませんが、プライドが妙に高い性格をしています。いくら血が薄いとは言えども、吸血鬼としての自分に誇りを持っています。 普通の人間と同じように生活ができるため、学校に通っていました。そこでも妙に高いプライドが邪魔をし、友達はあまりできませんでした。運動神経の悪いダニエルはよく転んで怪我をしていましたが、それがすぐに治ってしまうため、同級生の間では彼が人外である、という噂が流れ始めました。同級生たちは、あの変なダニエルをからかってやろうと思い、おもちゃの銃に弾丸を詰めました。 そして、運悪く通りかかってしまったダニエルにふざけて銃口を向け、発射しました。すると、本当に運が悪く、なんと彼の胸にぴったりと弾丸は当たってしまったのです。彼はおもちゃの銃で殺されてしまいました。その後マンション裏の墓地にて幽霊として目を覚まします。 彼にとって吸血鬼の証である長い寿命を全うできなかったことは深い生への執着を生み出しました。もっと生きていたかった、どうして自分が殺されたのか、誰に何の理由で、と思い悩んでいます。彼がマンションに来たことで、今までなんとなく死を受け入れて、死後の生活を楽しんでしまっていた彼らに生への執着を思い出させました。自分が死んだことを受け入れられず、同じ死人である住人たちと距離を置いています。人として嫌いではないのですが、死を受け入れているということが許せないようです。 自分の性格が素直でないことは理解していますが、それでも素直になることができません。住人たちにはうっすらとオスカーと似ている性格だなあと思われています。 ブランカのことは生前にも数えられるくらいしか会ったことがありませんが、少しだけ尊敬していました。やっていることはさておき、吸血鬼としての能力を活かし、本人がしたいことをやりきっていたからです。ですがそんな彼女も死んでからの生活にすっかり慣れているところを見て、ショックを受け、失望してしまったようです。 ぼく 見た感じ18歳くらい Men アルフォンス=ヴァレンティン シリル=サマン ロジャー=ヴェストマン ピエトロ=ボンチ ザカリー=エルドン 愛敬薫 ニコラ=チッチ オスカー=ホルスト ティト=オルタ フロレンシオ=ロア アンリ=ラングロワ シドニー=ジャッジ Women 中野井悦子 エミリア=グローステスト ピエレット=ブールジーネ ロッタ=サンタプッキ ヴェロニカ=フィルツ ミーナ=パルヴィア キトリー=ダールマン エレーヌ=ラングロワ エロイーズ=ラングロワ アルベルティーナ=グランフェルト 百合園ブランカ ユリアナ=クレーデル BACK Menu Top Character 北欧神話 天使悪魔 ソロモン72柱 死人創作 学生創作 Illust Poem top