人外マンション00号室 シドニー=ジャッジ 純人間で魔法使い、強い魔力を持つ家系の男の子。幽霊。 アルベルティーナに執着心という名の強い愛情を持っている。 彼女以外の人間に興味はなく、マンションでもほとんど他人とは接していない。 Long Story 薄い水色のショートヘアで目は赤く光っています。顔の右側が隠れるように前髪が伸びていて、表情もあまり動きません。一目で冷たい印象を与えます。 ジャッジ家は純人間でありながら魔力を持つ血筋です。古くにはそのような血筋が多く存在していましたが、ジャッジ家は比較的新しい血統で人間の中でも魔力は強いほうです。彼も含めジャッジ家は水、特に氷系の魔法に精通しています。 彼のような存在のためにある魔法学校に通っていて、シドニーはそこで運命の出会いを果たします。アルベルティーナという先輩です。彼女はいつもおどおどとした雰囲気で目立たないように行動していましたが、シドニーはそんな彼女に一目惚れをして、それからずっと彼女に付きまとうようになりました。アルベルティーナは戸惑いつつも、いつも彼の相手をしてくれていました。 いつも誰かといたい寂しがり屋……ですが好きな人とだけ関わりたいという、周りからすると面倒くさい性格です。人の好き嫌いが激しく、ほとんどの人間は「嫌い」に分類されます。しかしアルベルティーナにだけは異常な執着心を持ち、できることなら自分だけのモノにしてしまいたいと思っていました。彼の夢は「アルベルティーナを自分の魔法で氷漬けにして永遠に保存しておくこと」です。 学校の休憩時間、いつものようにアルベルティーナのところへ行こうとすると、何やらうるさい人だかりができていました。いつもの彼ならすぐ通り過ぎるところでしたが、あまりに全員が騒いでいたのでシドニーも何が起こったのか気になり近づいていきました。どうにか野次馬を掻き分けて一番前にいくと、そこには最愛の人だったと思われる何かがぐしゃぐしゃに潰れた状態で死んでいました。 それからシドニーは何かに憑りつかれたように魔法薬の調合ばかりやるようになりました。アルベルティーナを生き返らせたい、せめて傷だけでも綺麗な肉体に戻したいと考えたのです。そしてこれが原因で彼も死にました。シドニーは魔法もそれ以外もすべて成績優秀でしたが、他人への興味の無さから様々な相手を見下して冷たく接してきました。そんな彼を強く恨んだ誰かが、彼が所持していた調合材料に何かの粉末を混ぜたのです。非常に高度な魔法薬の作成をするためシドニーは細心の注意を払いながら何度も挑戦しました。しかし、調合材料に何かが混ぜられていたことに気づかなかったシドニーは突然倒れました。混ぜられた粉末は匂いも色もなく、皮膚に少しずつ染みこんで致死量に届いた途端に効果が出るという強力な毒でした。内臓があっという間に溶けるように爛れ、彼は焼かれるような痛みに苦しみながら息絶えました。最後に残されていた魔法薬は誰かの悪戯がなければ目的が達成されていたのではと思われるほど正確な調合でした。 墓地で焼けつくような痛みと共に意識を取り戻すと彼は幽霊になっていました。目の前には立派な教会があり、シドニーは怪しみつつもそこに足を踏み入れました。そして再びアルベルティーナと運命の再開を果たすのでした。 死後もアルベルティーナのストーカーをしています。彼女が自分のモノになるならばその他はどうでも良いため、他の住人とはかなり距離があります。彼女がどんなに素っ気なくてもめげません。生前、彼女が体臭まで変えるような強力な変身魔法を使ってもシドニーだけはごまかせませんでした。彼女への愛が強いだけなのか野生の嗅覚なのかはわかりません。 ボク 享年14歳 Men アルフォンス=ヴァレンティン シリル=サマン ロジャー=ヴェストマン ピエトロ=ボンチ ザカリー=エルドン 愛敬薫 ニコラ=チッチ オスカー=ホルスト ティト=オルタ フロレンシオ=ロア アンリ=ラングロワ 百合園ダニエル Women 中野井悦子 エミリア=グローステスト ピエレット=ブールジーネ ロッタ=サンタプッキ ヴェロニカ=フィルツ ミーナ=パルヴィア キトリー=ダールマン エレーヌ=ラングロワ エロイーズ=ラングロワ アルベルティーナ=グランフェルト 百合園ブランカ ユリアナ=クレーデル BACK Menu Top Character 北欧神話 天使悪魔 ソロモン72柱 死人創作 学生創作 Illust Poem top