人外マンション00号室 フロレンシオ=ロア 女性の踊り子としてティトと同じ舞台に立っていた男の子。 死んだときに右目を抉り出され、ゾンビとして生き返ったと思ったら喋る眼帯が住み着いていた。 多少人見知りだけど誰とでも仲良くできる普通の少年らしい性格。 Long Story 暗い青の短い髪の毛に、ピンク色の瞳をしています。左目の下には泣きぼくろがあります。また、右目がなく、そこにはしゃべる眼帯の勇次郎がいます。 役者として活躍する家系に生まれ、フロレンシオも家族にならって、幼い頃から役者への道を進んでいました。役者としての成功を家族には望まれながらも、お芝居よりも踊りの方に楽しさを見出し、家族には秘密で踊り子として活動していました。細い体と大きな瞳はまるで女の子のようで、男性としての踊り子ではなく、女性としてダフネという名前で活躍しました。 自分が入ったときにはまだ有名ではなかったティトと仲良くなります。そのときには自分の方が舞台に立つ機会は多く、経験としては先輩の立場にいました。しかし、あっという間にティトは有名になり、フロレンシオは同じ舞台に立つことはできなくなってしまいました。それでもティトはずっとフロレンシオに優しく、弟のようにかわいがってくれたため、ふたりの関係が変わることはありませんでした。 そんなある日、ティトが闇医者として働いていたことがばれ、役者業を追われることになります。フロレンシオは座長とティトの会話をこっそり聞き、ティトが闇医者をしていたことに驚きますが、それよりもやめてしまったらもう二度と彼に会えないと思います。そしてそのままティトが出て行くことがわかったフロレンシオは、こっそりと、たくさんある彼の荷物に紛れ込むのでした。 ふたりの生活が始まってしばらくが経ち、今までと同じように仲良く過ごしていました。あるときいつものようにチャイムが鳴って、いつものようにティトがそれに応えてドアを開きました。しかし、その音の直後、響いたのは聞きなれない銃声でした。銃声に驚いたフロレンシオがドアに向かう廊下に出たところ、一番に目に入ったのは血まみれで倒れているティトでした。突然の事態に硬直していると、知らない中年の男は銃を投げ捨て、うわ言のようにダフネ、ダフネ、とフロレンシオが働いていたときの名前を言いながら、彼に近づいてきました。そして、フロレンシオはその男にナイフで滅多刺しにされて殺されてしまいました。フロレンシオが最後に感じたのは、男の生暖かい息が顔にかかることと、ナイフで右目を抉り出されているなんとも言えない痛みでした。 その後、教会裏の墓地でゾンビとして目を覚ましました。抉り出された右目の部分には、しゃべる眼帯である勇次郎が住み着き、それが決して離れないということを知りました。横にはティトがいて、自分のせいで彼を殺してしまったのだと、彼が役者をやめたときについてきてしまったことを後悔しました。 中身は至って普通の少年で、マンションでもそれなりに楽しく過ごしています。ずっとティトにくっついていたため、少々人見知りな面もありますが、わりとすぐに気を許してくれます。ティトと親しげなキトリーには少し嫉妬しているようです。 僕 享年17歳 Men アルフォンス=ヴァレンティン シリル=サマン ロジャー=ヴェストマン ピエトロ=ボンチ ザカリー=エルドン 愛敬薫 ニコラ=チッチ オスカー=ホルスト ティト=オルタ アンリ=ラングロワ シドニー=ジャッジ 百合園ダニエル Women 中野井悦子 エミリア=グローステスト ピエレット=ブールジーネ ロッタ=サンタプッキ ヴェロニカ=フィルツ ミーナ=パルヴィア キトリー=ダールマン エレーヌ=ラングロワ エロイーズ=ラングロワ アルベルティーナ=グランフェルト 百合園ブランカ ユリアナ=クレーデル BACK Menu Top Character 北欧神話 天使悪魔 ソロモン72柱 死人創作 学生創作 Illust Poem top