人外マンション00号室 ユリアナ=クレーデル 幽霊。中世的でゴシックな見た目だけど一応シスター。 生前の記憶がないけどあまり気にしていない。 頭のいいエレーヌを尊敬している。 Long Story 真っ白な肌に濃いアイメイクをしています。肌は元から白いのですが、頬にあるそばかすを隠すためにさらに化粧をしているので真っ白に見えます。 普通の一般家庭の長女として生まれました。両親ともに神を信じる人で、ユリアナも弟も両親に習って神様を信じていました。両親が信仰心を持っていたため、幼い頃に彼女と弟も洗礼を受けました。 はじめ、彼女はそこまで真剣に神様を信じていたわけではなかったのですが、とあることをきっかけに神様に心から仕えることを決めました。それはたったひとりの弟の心を神様が救ってくれたと思ったからでした。 彼女は元から少しがさつな性格で、男の子のような口調でした。両親はそれを表立って咎めることはしませんでしたが、あまり快くは思っていませんでした。ですが、弟は少し兄のようでもある姉を慕い、姉弟は仲良く過ごしていました。そんなある日、弟は重い病気にかかってしまいました。決して裕福ではなかった彼女の家は、ただただ神に弟の回復を祈るほかなく、たまに医者を呼んでは役に立っているのか立たないのかわからない薬を買うだけの日々でした。 ユリアナは次第に神を心から信じるようになりました。それ以外に弟が助かる道はないと思ったからです。しかし反対に、ずっと神様を信じていたはずの両親は弟を疎ましく思い、神を侮辱するようになっていきました。弟が病気になったことで経済面は苦しくなり、そのくせ病気は何年間も一向に良くならなかったためです。そしてある日、弟はとうとう死んでしまいました。両親はやっと弟から解放されて清々した、と簡単な葬儀を執り行って、その後、弟の話題は家からぱったりとなくなりました。ですが彼女は弟が最後に言った言葉を知っていました。弟は『神様がぼくを呼ぶ声が聞こえるようになった。きっとぼくを助けてくださる』と最後に言ったのです。弟の死に顔は安らかなもので、幸せそうでした。その顔はユリアナだけが知っているものでした。 それをきっかけに、彼女はシスターとなる道を選びました。神を信じなくなった両親には反対されると思い、家を出るときまで黙っていることに決めました。そして彼女は独学で神に関することを調べ、勉強しました。そして数年間、家族には何も言わず教会へ通い続け、とうとうその教会に紹介してもらった修道院に修道女として迎え入れられたのです。いよいよ家を出るという日に、両親は神様という偶像なんかを信じる娘はいなくなってしまえばいいと考え、とうとう自分たちの手で彼女を殺してしまったのでした。父親の猟銃で遠い場所からいきなり頭を撃ち抜かれたユリアナは即死しました。 その後、教会裏の墓地で彼女は幽霊として生き返りました。しかし生き返った彼女に生前の記憶は何もありませんでした。目が覚めて一番に目に飛び込んできた教会になぜか心惹かれた彼女はそこへふらふらと寄っていくのでした。 神に仕えたいと願うようになってからは、口調や作法など徐々に丁寧になってはいましたが、死んで記憶がなくなったことで本来の口調に戻っています。あまり上品な印象は受けません。記憶喪失については、生前の記憶が戻れば嬉しいけれど、どうせ死んでいるからそこまで関係ないだろう、と思っているようです。勉強自体はあまりできませんが、頭の回転が速く、機転が利きます。頭のいいエレーヌを尊敬し、マンションではよく一緒にいます。 私 享年18歳 Men アルフォンス=ヴァレンティン シリル=サマン ロジャー=ヴェストマン ピエトロ=ボンチ ザカリー=エルドン 愛敬薫 ニコラ=チッチ オスカー=ホルスト ティト=オルタ フロレンシオ=ロア アンリ=ラングロワ シドニー=ジャッジ 百合園ダニエル Women 中野井悦子 エミリア=グローステスト ピエレット=ブールジーネ ロッタ=サンタプッキ ヴェロニカ=フィルツ ミーナ=パルヴィア キトリー=ダールマン エレーヌ=ラングロワ エロイーズ=ラングロワ アルベルティーナ=グランフェルト 百合園ブランカ BACK Menu Top Character 北欧神話 天使悪魔 ソロモン72柱 死人創作 学生創作 Illust Poem top