夜明けの時は喪われ、 ロキ 北欧神話の暴れん坊将軍。 巨人族だけどアース神族に仲間入りした珍しい人。 男だけど3児の母。 ヘイムダルとは実の親子のように暮らしていたが、今は勝手に決別中。 Long Story 元は金髪ですが、わざわざ黒に染め直しています。 こちらから見て左側は腰あたりまで長く伸びていますが、右は普通のショートくらいの長さです。 いつも少し金髪が見えているプリン髪になっています。 瞳の色は金色で、狼のように鋭く光っています。 中性的な顔立ちです。 巨人族出身ですが、今はオーディンの義兄弟としてアースガルドに住んでいます。 ロキのことをアース神族だと思っている者も多いですが、仲間になっただけで決して神族になったわけではありません。 彼自身はあくまで巨人族だと思っています。 大変頭が良く、魔法全般なんでも得意です。特に変身魔法は誰にも劣らず、どんな動物にでもなれることはもちろん、自分の身体の性別すら作り変えることができます。 他にも使える様々な魔法を駆使して、たくさんの揉め事を解決したりしています。 しかし、それ以上に彼の嘘つきな性格のせいで色々なことが起きてもいます。 とても気分屋で、すぐに興味を持ったり失くしたりするので、周りは彼に振り回されることも多いようです。 それでも、賢いために話す内容は面白く、基本的にハイテンションで親しみやすい性格のため、アース神族の主要な面々だけでなく、人間や妖精など、たくさんの知り合いがいます。 気分屋な面は女性関係にも顕著に現れていて、行く場所ほぼ全てに関係を持った女性がいます。 しかし、自分の妻であるシギュンのことは誰よりも愛しています。 結婚してからも気まぐれで浮気性な性格は直らず、色々な女性と遊び歩いていますが、どんなときもシギュンより上の女はいないと思っています。 息子であるナリとナルヴィにも愛を注ぎ、家族で幸せに暮らしています。 誰からも愛されているバルドルのことをただひとりだけ嫌っています。 初めて出会ったときからバルドルに興味を抱くことは全くなく、次期最高神ならば仲良くしておこうという打算的な考え方で近づきました。 知り合ってバルドルの色々な面を知り、悪いやつではないという判断を下しますが、いまいち好きになることはできませんでした。 元から薄かった興味はどんどん薄れ、どんどんロキがバルドルに接する機会は減っていきました。今ではバルドルを避けて過ごしています。 ロキがバルドルと一緒にいたくないことの理由のひとつに自分の汚い部分を知りたくないという思いがあります。 自分よりも愛されているバルドルに嫉妬してしまう自分が好きではないし、もしも自分がバルドルと同じことをしたら皆がバルドルに向ける笑顔が自分には向かないのではないかというように思ってしまうようです。 バルドルの弟であるヘズのことは大変かわいがっていて、毎日遊びに行っています。 ひとりでつまらないだろうと思っては会いに行き、自分が旅に出たときの話をしたり、お土産を持っていったりしています。 ヘズの体の調子がいいときには一緒に散歩をしたりすることもあるようです。 昔、オーディンとまだ出会う前にアンクルボザという巨人族の女性と付き合っていました。若い頃から容姿と頭脳で女性たちに人気のあったロキですが、それゆえに本当に愛し合える相手はおらず、いつもひとりでした。 そんな彼にずっとくっついて、ひとりではない、と愛を注ぎ続けてくれたのはアンクルボザただひとりだけでした。 優しく愛をくれる彼女に惹かれたロキは、浮気性な性格はどこへ行ったのか、一途に彼女を愛しました。 ですが、同棲を始めて大分経ったあるとき、ロキが予定よりも早く帰宅すると、玄関にはロキが知らない男性ものの靴が置いてありました。2階の彼女の部屋から漂ってくる知らない匂いにすぐ気がつくと、無言のままキッチンへ行き、銀のナイフとフォークを手に取って彼女の寝室へと向かいました。 我を忘れて、彼女とその浮気相手の男性を惨殺したロキは同棲していた家を出て、自分が元々ひとりで住んでいた家へと帰りました。 その際にロキはアンクルボザの心臓を食べました。 理由は特になく、とにかく彼女の存在を消さなければと思い、心臓を口にします。そのことにより、ロキは妊娠をしてしまいます。 アンクルボザを殺したのはオーディンと出会う前でしたが、その後間もなくふたりは知り合います。 初めは勝手に義兄弟とされたことに腹を立てていましたが、妊娠が発覚し、誰も頼ることのできなかったロキはとうとうオーディンに助けを求めます。 このことでロキはオーディンに心を許し、徐々に現在のような仲の良い関係へと変わっていきました。 そして生まれたのがフェンリル、ヨルムンガンド、ヘルの3人です。 ヨルムンガンド、ヘルは予言により危険と判断されてしまったために、生まれてすぐに追放されてしまいました。 ロキは出産直後で放心状態となり、オーディンが子供たちと離れることになってもいいかと聞いても答えられる状況ではなかったため、2人とも追放となりました。ただひとり、フェンリルだけは少しの間だけ育てられましたが、結局すぐに危険とされ、捕縛されてしまいました。 出産直後こそロキの方が会うことのできる状態ではありませんでしたが、元の調子に戻ってからは他の人に咎められない程度には様子を見に行き、しっかりと愛してあげています。 その後、オーディンと旅をしている途中に森の奥でヘイムダルを拾います。 赤ん坊がひとりで泣いているところを見た彼は、自分の3人の子供をちゃんと育てることができなかった悔しさを思い出し、ヘイムダルとの出会いはやり直しのチャンスだと思って家まで連れて帰ります。 ヘイムダルという名前もロキが考えたものです。惜しみない愛をもって育て、成長したヘイムダルが、ロキの造ったビフレストという橋のもとで仕事をすることが決まったときには誰よりも喜びました。 ですが、ヘイムダルの髪の毛が少し伸び気味になってきたある日、ロキはヘイムダルに襲いかかります。 ヘイムダルの顔はかつてロキが愛したアンクルボザと瓜二つでした。我を忘れたロキは酷い罵りの言葉を浴びせかけ、今すぐ髪の毛を切るか結ぶかどちらかにしろとヘイムダルに迫りました。 このことでふたりの関係は少しずつねじれてしまい、現在ではロキから話しかけることは皆無に近いです。 俺/お前・アンタ/アイツ 178cm ブルームーンが好き オーディン バルドル トール フレイ ヘイムダル テュール 男神 女神 BACK Menu Top Character 北欧神話 天使悪魔 ソロモン72柱 死人創作 学生創作 Illust Poem