夜明けの時は喪われ、 オーディン 北欧神話世界の主神で子だくさん。 好奇心旺盛ですぐ旅に出てはなんにでもつっこんでいく性格。 子供っぽく見えるけど、意外と色々なことを考えている偉い人。 ロキとは義兄弟の契りを交わしている。 Long Story くすんだ紫色の長い髪の毛をひとつに束ねています。束ねた髪の毛はみっつの塊に分かれ、それぞれ自由にウェーブしています。 瞳の色は髪の毛よりもさらに暗い紫ですが、その目は誰よりも好奇心に満ち溢れて輝いています。 顔にはいつも笑みを浮かべていますが、にこにこというよりはにやにやという言葉の方が似合います。 アース神族の住むアースガルドだけでなく、この世界全てを創り上げた最高神で、一番の権力を持つ存在です。ですが地位には似合わず大変な好奇心を持ち、常に新しいものや珍しいものを探しています。 しょっちゅう様々な場所に旅に出ては、途中の草むらに顔を突っ込んでは虫に刺されたり、沼に頭から入っては魚を丸呑みしたりして、一緒にいるロキに怒られています。 最高神としてアースガルドを含む全ての世界を見守っています。 彼の屋敷ヴァラスギャルヴには、フリズスキャルヴと呼ばれる椅子があり、そこからいつでも好きな場所を好きなように覗くことができます。 その椅子は金色に輝いていて、オーディンの飼っている黒いカラスや狼の頭など、とにかく色々な形のものが象られていて、ごつごつと飛び出ています。 オーディンは極度の寒がりなため、お尻が当たる部分はいつも暖かく、床暖房ならぬ椅子暖房がついています。 好奇心ゆえに世界の全てを知りたいと願って、遠い昔にミーミルという巨人が守る泉の水を飲もうとしました。 ミーミルに水を飲むなら右目をえぐる覚悟をしろと言われましたが、彼の好奇心はそれくらいの言葉ではおさえきれず、自分の右目を犠牲として全ての知恵を手に入れました。 しかしオーディンは誰よりも大きな好奇心と共に、誰よりも深い臆病な心も抱えていました。自分の創ったこの世界が壊れてしまうとき、自分は、仲間はどうなるのだろうか。 未来を見ることができないオーディンはいつ何が起きるのかわからない不安な心と生きていました。 全ての知恵を手に入れてしまったオーディンは、未来についての恐ろしいことをも全て知ってしまいます。 そして、彼はショックのあまり手に入れた知恵をなに一つ残さず忘れてしまったのでした。 また、元からあった聡明な頭もどこかに置いてきてしまったのでした。 また、軽い二重人格のような部分があります。 自分の身内、仲間には好奇心旺盛で少し子供っぽいそのままの性格で接します。 ですが、旅先の知らない人など、身内以外と話すときには、まるでそんな幼い性格などなかったかのように、顔つきすら普段とは変わって、最高神として相応しい、明るくて勇敢、聡明な人物へと変わります。 いつもの性格ももちろんそうではあるのですが、幼い性格の方が前面に押し出されています。 人に嫌われたくない、いつまでも幸せに皆と共にいたいという臆病な心が、最高神としてはあまり褒められるべきではないかもしれない性格を心の中に押しとどめています。 世界が完成してから時は経ち、アースガルドにもオーディンだけでなくたくさんの神が集うようになった頃、彼はロキと出会います。 出会って数時間は手違いでロキのことを女性と思い込んでいましたが、その後、半分無理やりに義兄弟の契りを交わします。 疲れて眠ってしまったロキの小さい頃の記憶を、これまた好奇心に負けて覗いてしまったのですが、それはオーディンにとってはまた恐ろしく感じられるものでした。 決して憐れみから契りを交わそうとしたわけではありませんが、ただ暖かく共に過ごしてやりたいと願い、無理やりにですが義兄弟としたのでした。 そのため、出会ってから少しの間はロキに嫌われ、冷たくあしらわれていたのですが、とあることがあってからはオーディンの誰よりも広い心にロキも心を許し、今ではとても仲良くしています。 おれ・わたし/おまえ/あいつ 192cm レーズンとレモンを入れたグレッグが好き ロキ バルドル トール フレイ ヘイムダル テュール 男神 女神 BACK Menu Top Character 北欧神話 天使悪魔 ソロモン72柱 死人創作 学生創作 Illust Poem